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■高3から輝け元気!に通った Gさんのインタビューより
Q1.いつから不登校になりましたか?期間は?
高3の5月から不登校になりました。学校が善処してくれたおかげで、別室で定期試験を受けレポートを提出し補習を受けることで何とか高校は卒業しましたが、実質的に3年間、不登校でした。
輝け元気!には高校3年の夏休みから通い始めて、カウンセリングを3年近く受けたことになります。

Q2.不登校になった原因は?
中学時代を通してずっといじめを受けていました。そのため中学校では声が出なくなりました。家族も、もちろん学校の先生も助けてくれない中で、このいじめに耐え抜いてしまったのがこころの大きなダメージになりました。でも、そのダメージがすぐに出たのではなく、希望の高校に入り中学時代とは打って変わって本当に楽しい高校生活を送ることが出来ていたのです。
ところが高3になって些細なクラスメイトの意地悪にあって、過呼吸の発作やフラッシュバックが起こるようになりました。中学時代と同じになったらどうしようという恐れから逃れられなくなって、人が信じられなくなり対人恐怖症になりました。
この時から3年間、ほとんどすべての神経症の症状が出て、最悪の時には傘を二本両手に持って杖代わりにしないと歩くことが出来なかったときがあります。自律神経がおかしくなって、歩くためのバランスが取れなくなったのです。
カウンセリングを続けるうちに、一つの症状がよくなって、でも、しばらくするとまた次の症状が起こるという経過を繰り返しました。
大門先生も首をかしげるようなことの繰り返しでしたが、やがて私自身が家族関係の中で一種のアダルトチルドレンだったことが次第に分かってきました。わたしは小学校1~2年まで「私だけに見えるお友達」がいて、トイレなどに入っては良くそのお友達とお話をするような子どもでした。やがてそのお友達は現れなくなりましたが、気がつくとお風呂場で倒れている自分に気がつくというようなことが中学校時代までありました。
幼い頃から家族の現実をどうしても受け入れることが出来なかったのです。そのために家族のいい面だけを見て、自分にとって耐えられないことは「私だけに見えるお友達」にお話しすることで済ませていました。みんな無意識にやっていたことでしたが、これがわたしの対人関係を根本的に狂わせていました。
これが、不登校というより私のこころの病気の原因でした。

Q3.いつ頃がいちばん辛かったですか?
カウンセリングが始まってからはどんなに落ち込んでも大門先生に支えられているという感覚があったのですが、不登校になりたての時期は本当にいちばん辛かったです。一瞬一瞬の人生に疲れ、生きるのが嫌でした。真っ暗闇の中で辛さに耐えているか放心状態になっているかのどちらかでした。家族との会話が辛かったです。何か言われたり聞かれたりするだけで涙が溢れ泣いてばかりでした。「自分はなんてダメなんだろう、わたしはいつでもどこでも家族の足手まとい、その上こんな病気になってもうどうしようもない」と自分を責め続けました。

Q4.輝け元気!のカウンセリングで良かったことは?
この春大学に入学して福祉関係の勉強をしていること。一生懸命勉強に打ち込んでいること。高校時代のようにこころに闇をかかえずに友達関係を楽しんでいること。要するに、普通にしていることの素晴らしさ。たとえば、朝起きて支度して、駅に小走りで行って満員電車に飛び込むときの幸せ感。
カウンセリングを受けてきたのですが、大門先生には勉強を教わったような感じがします。心理学だけではなく哲学関係のいろいろな勉強をさせてもらったと思っています。それから科学的なものの見方とか考え方とか、勉強になったし面白かったです。
自分の中で普通のことが必ずしも普通のことではないと分かってから、自分の本当の気持ちに気付けるようになりました。今まではいつも自分の気持ちが分からなかったんです。
それから家族のことがよく分かりました。親としてより人間として見られるようになりました。血は繋がっていても魂は別なんだということが分かって、正直ほっとしました。
思えば、3年間を通じて家族関係が劇的に変わりました。わたしだけでなく父も母も兄弟も大門先生の影響を受けて変わりました。本当に家族ぐるみのカウンセリングだったと思います。
わたしにとって家族は本当に大切になりました。自分はそれほど強くない、人と一緒に生きていかなければならない、そのことが分かって素直に嬉しいです。
家族だけでなく、友人関係の中で勇気を持って自分の真実を貫き拡げていきたいと思っています。

Q5.呼吸法のトレーニングはどうでしたか?
わたしは我ながら瞑想のセンスはあると思います。苦しくて瞑想なんか出来ないという時期が何度もありましたけど、今は自分の心の奥底に静かな場所があって、いつでもそこで「わたしの神様」に出会うことが出来るようになりました。出会うだけではなくもちろん話も出来るんですよ。いつも自分に対して肯定的で支援的で、結果よりプロセスを重視してくれる存在です。すべてに答えてくれるわけではありませんけど、答えてくれないときにはそのことにも意味があるんだという感じがするので、辛いようなことはありません。このことで、本当に、人から見えること、つまり外見として目に見えることから人や自分を評価することが無くなりました。

Q6.これからの計画は?
大学を卒業して、わたしと同じ不幸を背負った子ども達を救いたい。わたしが育ったような家庭ではない家庭を築きたい。そしてその家庭を味わいたい。もっともっと愛のある人になりたい。人の力になれる人になりたい。

Q7.同じように苦しむ人へ一言
試練を受ける人は選ばれた人。何か重大な意味があるからこそ、その苦しみがやってきた。自分の経験から言えば、専門家にかかることをためらってはいけない。勇気を持ってこころのケアを受けて欲しい。早く治療を受けて、早く元気になって欲しい。あなたは社会に貢献が出来る人、そうする資格がある人。将来において誰かを助けることが出来る人。誰かがあなたを待っている。

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