うかつには聞けない不登校の克服話

=あり得ない?!「こうこうこうすれば不登校は100%治る!」=

「うちの子」に効いたやり方が「あなたの子」にも通用するとは限りません。私の20年以上に及ぶ経験の中で、同じカウンセリングが通用したという事は一度もありませんでした!それは何故かと言うと、不登校には本当にさまざまな原因があるからです。精神的な疾患、半分こころの病気、イジメや適応障害、母子共依存、アダルトチルドレン(AC)、発達障害、LGBT、等々があり、その上に、その子どもに固有の性格タイプの問題と親子関係の心理的な問題があります。しかも、こうしたことが複雑に絡み合っています。ですから、対処の方向は同じでも、実際のカウンセリングは無数の掛け算となり、一人ひとり違います。

=十把一絡げに、「ああしなさい、こうしなさい」と言う人???=

一口に「精神的な問題」と言っても、「病院の医療」が必要な場合と「教育的な支援」が必要な場合に別れます。家庭での対応も、そしてカウンセリングも、それぞれ違ったものになります。その上、「学校に絶対に行かせてはいけない時期」もありますし、「励まして登校させないといけない時期」もあります。注意しましょう。十把一絡げに「ああしなさい、こうしなさい」と言う人は不登校を知らない人です。

=何十万人を「引きこもり」にした「嘘」=

また、一律に、①「登校刺激をしてはいけない」②「ゲームを含めて好きなようにさせておけ」③「不登校は自然に治る」という一連の話も信用してはいけません。この手の話を信用して、何十万人もの子どもが「引きこもり」になってしまいました。親が為すべき事、しかも簡単に出来る事があったのに、こういう根拠のない一般論に従ってしまって取り返しのつかない事になってしまいました。不登校は対処の仕方で短くもなれば長くもなります。当然ながら適切な対処をすれば短くなりますし、不適切な対処をすれば、最悪、長期の「引きこもり」になってしまいます。

=有害と言わざるを得ない「不登校関連本」=

いま日本に最も足りないのは不登校のアドバイザーです。学校カウンセラーが詳しいかというと、とてもそうとは言えません。不登校児の親と話したことがあるだけで、不登校児と会話したことがないカウンセラーがごろごろしています。彼らは何も知らずに「一般論」を語るのみで、「不登校児」も知らないし、ましてや「不登校がどういうことなのか」も知りません。ついでに言うと、我が子を不登校にしてしまいやすい親についても知りません。「こころの専門家」と称する人たちが書いている本を、真に受けないようにしましょう。無意味であるばかりか、有害と言わざるを得ない本が少なくないからです。

=鵜呑みにしてはいけない「ママ友」の話=

信用してはいけない話の最後に、善意がもとで激しい害悪となっていることを指摘したいと思います。それは、「ママ友の話」です。「うちの子も不登校になったけど、こうこうこうやったら治った」という話です。いま、我が子が不登校で絶望のどん底に居る親にとっては、神様のご託宣と聞こえるのではないでしょうか。ついつい鵜呑みにして闇雲(ヤミクモ)にそれを実行してしまうという事が後を絶ちません。思い出してください。一つとして同じ不登校はありません。たまたま知り会ったママ友同士の子それぞれが、同じ原因で不登校になっているという事はまずありえません。原因が違ったら対処の仕方も違うのが不登校です。

=極致!ママ友カウンセラー??=

最近目立つのは、我が子を不登校から学校復帰に導いたというだけで、「不登校カウンセラー」をやっている方です。こういう方にとっては、不登校はたったの一種類です。従って対処の仕方も一種類です。こういう方のほとんどは、心理学関連の基礎科目を大学で履修したことがありません。もちろん、必要な精神医学、精神分析学、臨床心理学、臨床面接、カウンセリング論、家族心理学、認知心理学、社会心理学、等々についてもまったく学んだことがない人がほとんどです。こういう人の指導に従うと、子どもは命の泉をますます涸らし、人との交わりを怖れ、そして自分自身を諦めて、最後には「引きこもる」と言うことになりがちです。経験者を自認する「不登校カウンセラー」は、自分が子どもを引きこもりに追い込んでいることに気が付きません。こういう人は、知らず知らずに「加害者」になっているのです。人を頼む時は、その人がどのような専門的知識を学び、どのような専門的なトレーニングを受けたのか、しっかりと確認しましょう。

=ママ友カウンセラーは子ども本人に会おうとしない!!=

自分の子どもを不登校から脱出させたと言うだけの人には、共通の特徴があります。親には会い、それらしい事は言うのですが、不登校になっている子ども本人には会おうとしません。会っても一回か二回、それも短時間でお茶を濁して、すぐに親を相手にああでもないこうでもないと自分の経験談を押しつけます。そこには、不登校になった子どもの心理も、親の痛みに満ちた子ども時代の思いもありません。ママ友カウンセラーは、いつまで経ってもラチが明きませんから、子どもをダメな子どもと決めつけ、親をダメな親と決めつけて去って行きます。

=変えることが出来る親子の関係=

それでも、不登校は千差万別だということを前提にした上で、家庭で出来ることの「共通項」というのはあります。それは親子関係を変えていくことです。とは言っても、何十年も生きてきた親は今さら変われません。また、子どもも変われと言われて変われるものではありません。しかし、人は変われなくても「親と子の関係」は変えることが出来ます。つまり、お父さんお母さんに「接し方」を変えて頂くことで、「親子関係」を変えるのです。これだけでかなりの数の子どもの学校復帰が可能になります。そして、このやり方は、「親子関係が原因ではない不登校」にも決して悪影響ではありません。逆に、この過程で、その子どもの不登校の原因が浮き出てくる場合さえ少なくありません。

=輝け元気!の無料相談=

輝け元気!では、お子様の不登校について相談をお受けしています。状況をお伺いした上、原因やそれに基づく対処の方向性についてアドバイスを行っております。遠方にお住まいの方にもオンラインカウンセリングがございます。daimon@kagayake.org にて予約をお取り下さい。

キーワードは、「親は変われない、子どもも変われない、でも親子関係は変えられる!」です。

ご相談を、お待ちしております!

以上

NPO輝け元気!の無料相談

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◇メール:daimon@kagayake.org

 

 

 

  • カテゴリー: 不登校 |
  • 投稿日: 2018年10月20日 |

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