不登校の子は頭が良い???

不登校というと頭の良い子が多いのに驚きます。例外はもちろんあります。虐められて「見ざる聞かざる言わざる」を3年通してしまったなんてことになると、やはり学力的には大きなハンデになってしまいます。しかし、輝け元気!に来る子供の大半は学力的な頭脳には優れていて現実に大学では有名私大や国公立に進む子が少なくありません。

「ニュートン算」と言うのがあって文字通りニュートンが作った問題を「数学の授業で誰も解けなかった」と大学生が持ってきた事があります。私はねじり鉢巻きで何とか30分ちょっとで解きました。不肖うちの息子は15分で解きました。ところがまだ中学生だった男の子は10分足らずで解いたのです。

中高一貫校に進んで不登校になると言う例が今も昔も多いので、学力的には恵まれているからと解釈していたのですが、普通に公立中に進み、あるいは公立高校に進んで不登校になった、やむを得ず高認(高校卒業認定試験)を取得して大学受験したと言う場合にも、それなりの大学に進む子が多いのです。

思うに不登校を乗り越えた経験が自らを見つめる力を養い、はっきりした社会目標を思い定めて、受験に向かっていると言うことなのでしょう。つまり不登校がはっきりした目標に向かって努力する態度を養ったのだと、最近、得心がいくようになりました。敢えて独立を望み親元を離れる子も少なくないですしね。

また、学力とは違う人間としての「賢さ」と「人間関係能力」も身につけて、大学や専門学校で実り多い学生生活を送っているように見受けます。もちろん早くから結婚してもう二人の子供の子育てママになっている人もいます。そういう家庭から便りを頂くと「不登校万歳!」と叫びたくなります。

  • カテゴリー: つぶやき |
  • 投稿日: 2014年11月10日 |

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